公開日: 2025年9月13日 最終更新日: 2025年9月16日 浮気・不倫調査 #浮気 #男女トラブル

パートナーから裏切られたとき、恨みや怒りの感情を抱くのは自然なことです。

その強い思いから、「相手に復讐してやりたい」と思う時もあるでしょう。

しかし、衝動的に行動すると、あなた自身を苦しめる事態に陥りかねません。

この記事では、復讐する際に避けるべき行動やリスク、現実的な復讐方法などを解説します。

浮気の復讐をしたいと考えている方は、お役立てください。

復讐をする際に絶対避けるべき行動と法的リスク

裏切られた怒りから、相手を罰したいと考えるのは自然なことです。

しかし、感情的に復讐を実行するのは避けるべきです。

衝動的に行動すると、無意識に不法行為を犯してしまい、あなたの立場が被害者から加害者に変わる可能性があります。

この章では、復讐の際に避けるべき行動と、具体的な法的リスクを解説していきます。

SNSでの暴露や職場への通知

浮気の事実をSNSに晒したり、職場に伝えたりするのは危険な行為です。

これらの行為は、「名誉毀損罪」に問われる可能性があります。

内容が事実であっても、相手の社会的評価を下げれば罪になりうるため、注意が必要です。

また、違法行為を犯した場合、相手から高額な慰謝料を請求される事態にも発展しかねません。

相手の財物の破壊

怒りのあまり、相手の私物を破壊する行為も避けましょう。

車や大切なものを破壊する行為は、「器物損壊罪」という犯罪行為です。

相手が被害届を提出した場合、犯罪の被疑者として扱われてしまいます。

さらに、感情に任せて暴力的な行動にでた事実は、相手にとって格好の交渉材料になりかねません。

離婚調停で不利になる可能性があるため、相手の私物を破壊するのはやめましょう。

浮気相手の自宅等への押しかけ

浮気相手に直接謝罪してほしい、という気持ちは理解できます。

しかし、浮気相手の自宅や職場に乗り込むのはやめましょう。

住居侵入罪や威力業務妨害罪に問われる可能性があります。

慰謝料交渉や親権争いで著しく不利な立場になるため、浮気相手とは代理人を通してコンタクトを取りましょう。

無断でのGPS設置やアプリの監視

相手の車に無断でGPSを設置したり、監視アプリを仕込むのも違法行為に該当する行動です。

違法な手段で収集した証拠は、裁判で証拠として使えない場合もあります。

不利な立場になる可能性があるため、知識がない状態で証拠を収集するのは避けましょう。

 

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探偵が考える最も効果的かつ合法でできる復讐方法

浮気の復讐をする際は、社会的な制裁を行うのが最も効果的です。

自身が受けた被害を主張し、正当な形で裏切りの対価を支払わせることで、相手にダメージを与えることができます。

【経済的制裁】慰謝料で裏切りの対価を支払わせる

浮気は民法上の不法行為である「不貞行為」に該当します。

不法行為を働いた場合は、あなたが受けた精神的苦痛に対する慰謝料を請求できます。

離婚しない場合は50万円〜100万円、離婚する場合は200〜300万円ほどが平均的な金額です。

あなたが受けた心の傷に対する代償を、法的に認められた形で支払わせられます。

また、配偶者のみならず、浮気相手にも慰謝料を請求可能です。

浮気した罰を、目に見える形で与えることができるでしょう。

【財産的制裁】浮気の対価として、財産分与を有利に進める

離婚する際の財産分与の割合は、原則として折半されます。

しかし、浮気がきっかけで離婚した場合は、自分に有利な条件で財産分与を進めることが可能です。

浮気の証拠を提示すれば、本来50%のところを、60%や70%で合意させられる可能性が高まります。

あなたが築き上げた資産を、1円でも多く確保するための戦略としても有効です。

【社会的制裁】コンプライアンスに基づく正当な対応要求

弁護士名義で会社に内容証明郵便を送り、社内不倫の事実を説明すれば、社会的な制裁を与えられる可能性があります。

会社には、法律で「職場環境配慮義務」があります。

職場環境を悪化させる原因として社内不倫の事実を告発し、下記のリスクを説明すれば、会社側が動いてくれるでしょう。

  • 職場の風紀・秩序の乱れ
  • 業務上の情報漏洩リスク
  • 不倫関係にあるもの同士の不公平な人事評価のリスク

ただし、これは社内不倫の場合にのみ使える方法です。

違法行為に抵触する恐れもあるため、必ず専門家と連携を取りながら進めるようにしましょう。

 

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「賢い復讐」を完遂するための4つのコツ

パートナーの裏切りに対し、相手に一矢報いたいと思うのは自然な感情です。

しかし、感情的に行動してしまうと、あなたが不利になる危険があります。

この章では、「賢い復讐」を完遂するコツを専門家の視点から解説します。

感情を表に出さず、冷静に行動する

浮気の事実を知っても、感情を決して表に出してはいけません。

不確かな情報のみで相手を問い詰めても、言い逃れる機会を与えるだけです。

証拠が手に入るまでは感情を表に出さず、相手を油断させることに徹しましょう。

相手に言い訳の隙を与えない証拠を揃える

復讐の成功確率は、手に入れた証拠の質によって変わります。

「好き」というメッセージや、2人きりの食事の写真のみでは、決定的な証拠にはなり得ません。

友人だと言い逃れされてしまえば、それ以上追求するのは困難です。

慰謝料請求を有利に進めたい場合は、肉体関係の有無を客観的に証明する必要があります。

ラブホテルに出入りする瞬間や、お互いの家に宿泊する様子など、決定的な瞬間を抑えた証拠を確保しましょう。

法律や調査のプロに協力を依頼する

プロと連携を取れば、復讐の成功確率を上げられます。

精神的に不安定な状態で、証拠収集から法的な手続きを完璧に行うのは困難です。

そんな時に、あなたの代わりに動いてくれる専門家の存在は、大きな心の支えになります。

調査のプロである探偵が証拠を揃え、法律の専門家である弁護士が証拠を武器に交渉を有利に進める。

このように連携を取れば、復讐の成功確率を飛躍的に高めることができるでしょう。

自分の利益の最大化を目指して行動する

復讐のゴールを「相手を不幸にすること」に設定するのは避けましょう。

憎しみの連鎖に陥るばかりか、あなた自身も疲弊し、貴重な時間を失うことになります。

真のゴールは、あなたが受けた精神的・経済的損害を回復し、自身の利益を最大化することです。

不貞行為に対する慰謝料請求や、離婚する際の財産分与を正当に請求することがこれに該当します。

相手に長期的なダメージを与えられるうえ、新しい人生を始める経済的基盤も確保できるため、一石二鳥です。

 

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過去の恨みを精算し、新しい人生を歩もう

この記事では、浮気の復讐を成功させる方法などを解説しました。

感情に任せて行動せず、冷静に戦略を立てて、着実に実行していきましょう。

法的に正当な形で相手の責任を問い、代償を支払わせる。

それが、過去の恨みを乗り越えるための唯一の方法です。

過去を清算し、新しい一歩を踏み出す「けじめ」をつけたいと考えている場合は、お気軽にご相談ください。

調査のプロとして、証拠を確保するお手伝いをいたします。

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    監修者・執筆者 / 山内
    探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。