ラブタイプ(Love Type 16)診断は、恋愛傾向を16種類のキャラクターに分類できる無料恋愛診断ツールです。
SNSなどで結果をシェアして楽しめるだけでなく、パートナーとの価値観のすり合わせする際にも便利なコンテンツと言えます。
今回の記事では、ラブタイプ診断が人気の理由や、浮気傾向が強いタイプ、浮気しやすい心理背景をタイプ別に紹介していきます。
ラブタイプ診断を活用した自己理解・関係改善方法についても解説していますので、パートナーと安定した関係を構築するきっかけとしてご活用ください。
ラブタイプ診断とは
そもそも、ラブタイプ診断とはどのようなものなのでしょうか?
こちらの章では、ラブタイプ診断についての基本的な知識を下記の2つの観点から紹介していきます。
- 恋愛タイプを分類する基本の考え方
- 診断が人気を集める理由と活用シーン
恋愛タイプを分類する基本の考え方
ラブタイプ診断(Love Type 16診断)は、恋愛傾向を16のタイプに分け、その人が恋愛でどのように行動しやすいかを可視化する考え方です。
恋愛における行動や価値観の「クセ(傾向)」を4つの軸で捉え、その組み合わせによって16タイプに分類します。
具体的には下記4つの軸です。
- Lead / Follow(主導/歩調を合わせる) — 自分がリードしたいタイプか、相手に歩調を合わせたいタイプか。
- Cuddly / Accept(甘えたい/甘えられたい・受け止めたい) — 自分が甘えたい傾向か、相手を受け止める側に回りたいか。
- Realistic / Passionate(現実派/情熱派) — 恋愛を計画的・実利的に進めたいか、ロマンや演出を重ねたいか。
- Optimistic / Earnest(軽やか/誠実・真面目) — 自由さ・柔軟性を重視するか、誠実さ・約束・安定性を重視するか。
たとえば、「FCPE(忠犬ハチ公)」というタイプは、Follow + Cuddly + Passionate + Earnest という組み合わせで構成されています。
「相手に歩調を合わせながら甘えたい」「一途で誠実」「裏切らない安心感を持つ」「尽くし型で、相手を大切に守り抜く」傾向が特徴です。
また、「LARO(憧れの先輩)」は、Lead + Accept + Realistic + Optimistic を基盤とするタイプです。
「相手を受け止めながらも穏やかに主導して進めたい」「頼れる存在として慕われるカリスマ性」「冷静に見えて内心情熱的」「リードして導く恋愛スタイル」などの性質を持っています。
このように、複数の指標が組み合わさっているため、自分でも気づかない恋愛パターンが見えてきます。
単なる性格診断ではなく、恋愛に特化した“相手への接し方のクセ”や“求める関係性”を理解できるツールと言えるでしょう。
自分の恋愛における行動や価値観を把握することで、理想のパートナー選びや関係の築き方を見直すきっかけになります。
診断が人気を集める理由と活用シーン
ラブタイプ診断が近年急速に注目されている背景には、利便性・拡散性・実用性がうまくかみ合っている点があげられます。
設問の数は多いものの、数分程度で診断は完了します。
会員登録や有料支払いも不要でハードルが低く、気軽に使いやすい仕様となっています。
また、診断結果が「4文字コード+キャラクター名(例:忠犬ハチ公、憧れの先輩など)」という形で出力されるのも人気の要因の1つです。
結果をSNSでシェアしやすいデザインになっているため、多くの若者が診断結果を投稿し、ムーブメントが巻き起こっています。
「当たってる」「自分の恋愛傾向が表れている」と感じたユーザーが拡散し、それがさらに話題を呼んでいるのです。
さらに、ラブタイプ診断は自己理解・恋愛観整理はもちろん、会話のネタづくりやコーチング、カウンセリング導入ツールとしても有用です。
恋愛の傾向のみならず、自己理解を深めたいと考える方は、一度診断してみると良いでしょう。
浮気性とラブタイプの関係
先ほどの章では、ラブタイプ診断の概要と人気を集める理由、活用シーンについて紹介してきました。
それでは、浮気性とラブタイプがどのように関係しているかについて、下記で解説していきます。
- 浮気性の定義 どこからが浮気?
- 浮気傾向が強いタイプ・弱いタイプの特徴
- 診断結果から読み解く浮気のリスクサイン
浮気性の定義 どこからが浮気?
浮気の線引きは、カップル同士の考え方や文化によって異なります。
一般的には、パートナー以外の人に恋愛感情を抱き、秘密裏に親密な行動を取ることが浮気の本質です。
人によっては、親密な関係を連想させるやりとりや、隠れて二人きりで会うことなども「心の浮気」と扱う場合もあるでしょう。
心理学的には、「浮気」とは既存のパートナーシップへの裏切り行為と定義されます。
つまり、何を浮気とみなすかは二人の合意が基準であり、関係の合意や約束を破ったか否かが重要なのです。
たとえば、友人との食事を浮気と感じない人もいれば、メッセージのやり取りのみでも不信感を持つ人もいます。
ラブタイプ診断は、「自分や相手がどんな恋愛観を持つか」「何を浮気と捉えるか」を話し合う良いきっかけです。
診断の結果をもとにお互いの価値観を確認・共有することで、信頼関係をより強固にすることが可能です。
浮気傾向が強いタイプ・弱いタイプの特徴
ラブタイプ診断は、4つの軸(Lead/Follow、Cuddly/Accept、Realistic/Passionate、Optimistic/Earnest)の組み合わせで16タイプに分類します。
このなかで浮気傾向が強いとされるのは、「Optimistic(楽観的)×Passionate(情熱的)」の要素を持つタイプです。
楽観的で刺激を好む人は、感情や状況に流されやすく、恋愛に「自由」や「新鮮さ」を求める傾向があります。
たとえば、主役体質 – LCPO型(Lead-Cuddly-Passionate-Optimistic)のように自分が主導しつつ情熱的・自由なタイプは、新しい出会いや刺激に惹かれやすいでしょう。
一方、Earnest(誠実)×Realistic(現実的)が強い人は、関係性を安定させる力が高いため、浮気に走るリスクが低い傾向があります。
敏腕マネージャー – FARE型(Follow-Accept-Realistic-Earnest)がその代表例です。
相手に歩調を合わせながら誠実に関係を育むうえ、長期的な信頼関係を重視するため、浮気しにくいタイプと言えます。
ただし、浮気の可能性はラブタイプ診断だけで決まるものではありません。
環境や価値観、二人の関係の満足度によって、浮気するかは大きく左右されます。
日頃から良好な関係性を築いていくことが重要です。
診断結果から読み解く浮気のリスクサイン
ラブタイプ診断の結果は、浮気を断定するものではありません。
ただ、リスクの兆しを早めに察知するヒントになる場合もあります。
特に、以下の傾向がある場合は注意が必要です。
- Optimisticが強い:自由を重視し、束縛を嫌う。新しい刺激を求めやすい。
- Passionateが強い:強い情熱が長続きしにくく、熱しやすく冷めやすい。
- Lead×Cuddlyの組み合わせ:主導しながらも自分が愛されたい欲求が強く、満たされないと外部に目が向きやすい。
反対に、Earnest×Realisticの組み合わせは、浮気よりも関係の安定を優先するため、比較的リスクが低いと言えます。
パートナーと診断結果を共有することで、「何が満たされると安心か」「どこからが浮気か」といった価値観を話し合うきっかけになります。
たとえば、Optimistic型なら「自由時間の確保」、Earnest型なら「約束や連絡頻度の明確化」といったように、タイプ別の安心材料を確認することも可能です。
相手の傾向を知ることで、事前の浮気を予防できるでしょう。
タイプ別・浮気しやすい心理背景
ここまで、浮気性とラブタイプの関係について解説してきました。
それでは、タイプ別・浮気しやすい心理背景について紹介していきます。
- LCPO(主役体質):刺激を求めすぎる
- FCPO(恋愛モンスター):縛られたくない欲求
- FARO(不思議生命体):ミステリアスさが招く過ち
- FAPE(最後の恋人):一見安全でも油断は禁物
LCPO(主役体質)刺激を求めすぎる
LCPO(主役体質)タイプは、 Lead(主導)× Cuddly(甘えたい)× Passionate(情熱的)× Optimistic(楽観的) の組み合わせで成り立っています。
自分が中心に立ち、愛情を存分に受けたいという欲求が強く、恋愛を常にワクワクさせたいという思考の持ち主です。
また、主導権を握りつつも相手に甘えたい複雑さがあり、刺激や新鮮さが恋愛のモチベーションになりがちです。
関係が落ち着くと、物足りなさから別の相手に目が向くリスクがあります。
主役体質タイプが浮気する理由は、「マンネリへの耐性が低いから」です。
たとえば、相手からの愛情表現が減ったり、日常がルーティン化すると、自ら“ドラマチック”な展開を求める傾向があります。
よって、浮気を防ぐためには、パートナーが定期的に新鮮なデートやサプライズを取り入れ、刺激を共有する工夫が効果的です。
また、主役体質タイプの方自身も“愛情は安定の上に育つ”という意識を持つことで、衝動的な行動を抑えられます。
FCPO(恋愛モンスター) 縛られたくない欲求
FCPO(恋愛モンスター)タイプは、 Follow(相手に合わせる)× Cuddly(甘えたい)× Passionate(情熱的)× Optimistic(楽観的)から成り立つタイプです。
一見、相手に合わせる愛情深いタイプに見えますが、内面には自由を強く求める心が潜んでいます。
自分が甘えたい半面、相手から過度に管理されると一気にストレスを感じるタイプです。
束縛から逃れたい衝動が、浮気を誘発する可能性が高いと言えます。
特に、連絡や会う頻度を細かく指定されると「重い」と感じ、外に癒やしを求めがちになるそうです。
恋愛初期は燃え上がる一方で、安定期に入ると自分らしさを取り戻そうとし、他の人に心が向くケースも多々あります。
よって、パートナーは信頼を前提にした自由を尊重し、適度な距離感を保つことが大切です。
また、恋愛モンスタータイプ本人も、自分が「自由=愛情の否定」ではないと理解し、オープンなコミュニケーションを心がけることで、浮気衝動を和らげられます。
FARO(不思議生命体) ミステリアスさが招く過ち
FARO(不思議生命体)タイプは、 Follow(相手に合わせる)× Accept(受け止める)× Realistic(現実的)× Optimistic(楽観的) という組み合わせです。
穏やかで周囲に安心感を与えますが、つかみどころのないミステリアスさが特徴です。
人との距離を絶妙に保つため、異性から“もっと知りたい”と思われやすく、本人も好奇心からその空気を楽しむことがあります。
現実的で計算高い面もあり、恋愛でも「バレないなら大丈夫」と理性的に判断してしまう一面もあるため注意が必要です。
また、秘密主義が裏目に出て、気づけば二重生活に足を踏み入れる危うさもあります。
パートナー側は、不思議生命体タイプの自由で静かな時間を尊重しつつ、信頼を深める対話を重ねることが重要です。
そして、不思議生命体タイプ本人も「自分は人を惹きつけやすい」自覚を持ち、あえて境界線を引く姿勢を持つことで、浮気リスクを防げます。
FAPE(最後の恋人)一見安全でも油断は禁物
FAPE(最後の恋人)タイプは 、Follow(相手に合わせる)× Accept(受け止める)× Passionate(情熱的)× Earnest(誠実)の組み合わせです。
名前のとおり「最後の恋人」として長期的な愛を育むイメージが強く、一途で誠実に見られます。
実際に安定志向が高く、浮気リスクは低いとされますが、油断は禁物です。
情熱的で相手想いな反面、相手からの愛情が欠けると心が揺れやすいのが特徴です。
自分から関係を壊すことは少ないものの、孤独感が募ると「心の隙間」を埋める相手に惹かれる可能性があります。
たとえば、仕事や生活環境の変化でコミュニケーションが減ってきた際は、注意が必要です。
パートナーは日常的な感謝やスキンシップを大切にし、最後の恋人タイプ本人も「自分の寂しさを率直に伝える」ことが浮気防止のカギとなります。
ラブタイプ診断を活かす自己理解
これまでは、タイプ別・浮気しやすい心理背景について紹介してきました。
それでは、最悪の事態にならないように、浮気性診断を活かす自己理解や、関係を改善していく方法について解説していきます。
- 自分のラブタイプを正しく受け止める
- パートナーとの相性を見極めるポイント
- 診断結果を関係改善に活かす方法
自分のラブタイプを正しく受け止める
まずは、自分のラブタイプを正しく受け止めることです。
まず大切なのは、診断結果を「当たり・外れ」ではなく、自分の傾向を知るヒントとして受け止めることです。
たとえば、「情熱的で楽観的」という結果が出た場合、それは「浮気性」と断定するものではなく、刺激を好む傾向があるという指標に過ぎません。
自分のタイプを正しく理解するためには、結果の文章をそのまま信じるだけでなく、過去の恋愛体験と照らし合わせる作業が有効です。
どのような場面で気持ちが揺らいだか、安定を求めたかを振り返ることで、自分にとって重要な価値観が具体的に見えてきます。
また「Optimistic」や「Passionate」の要素が強い人は、マンネリ化を避けたい気持ちが強いなど、恋愛の持続に必要な工夫を考えるきっかけにもなるでしょう。
診断はあくまで自分を俯瞰する鏡であり、浮気防止や信頼関係を築く第一歩として、結果を自己分析に活用することが大切です。
パートナーとの相性を見極めるポイント
ラブタイプ診断は、自分だけでなくパートナーの恋愛傾向を理解する手がかりにもなります。
相性を見極める際は、「相手がどのタイプか」を知るだけでなく、4つの軸の違いに注目することがポイントです。
たとえば、あなたがOptimistic(自由・楽観)タイプで、相手がEarnest(誠実・安定)タイプなら、連絡頻度や一緒に過ごす時間への期待値に差が出るかもしれません。
また、Lead(主導)とFollow(歩調を合わせる)のバランスも重要です。
両者がLead寄りだと主導権争いが起こりやすく、双方がFollowだと関係が停滞する可能性があります。
相手の心地よさを尊重できるか、互いの弱点を補えるかが良い相性のカギです。
浮気性のリスクを下げるには、相手が何を「浮気」と感じるかを事前に共有し、境界線を擦り合わせることも不可欠です。
診断結果を話題に、お互いの価値観や不安をオープンに語り合うことで、相性だけでなく信頼度も確認できます。
診断結果を関係改善に活かす方法
ラブタイプ診断は、単に相性を測るだけでなく、関係改善の具体的なヒントとしても役立ちます。
まずは診断結果を共有し、お互いの強み・弱みを言語化することから始めましょう。
たとえば、「Passionate×Optimistic」タイプの人は、マンネリ化に弱い一方で感情表現が豊かです。
パートナーはサプライズや新鮮なデートを取り入れることで、関係を活性化できます。
逆に「Earnest×Realistic」タイプは安定を重視するため、安心感を与えるスキンシップや約束の一貫性が効果的です。
このように、タイプ別の欲求に合わせて行動することで、浮気リスクを減らしつつ愛情を深められます。
さらに、自分のタイプが持つ課題を自覚して行動することも大切です。
たとえば自由を求めるOptimisticタイプなら、自分からも「自由=無関心ではない」と伝えたり、連絡のルールを決めるなど具体策を講じると良いでしょう。
診断を単なる娯楽で終わらせずに、日々のコミュニケーション改善のガイドとして活かすことで、長期的な信頼関係を築けます。
ラブタイプ診断は浮気防止のヒント
今回の記事では、ラブタイプ(Love Type 16)診断が人気の理由や浮気傾向の強い・弱いタイプ、タイプ別の浮気しやすい心理背景、浮気性診断を活かす自己理解・関係改善方法について紹介してきました。
ラブタイプ診断の結果はあくまで傾向を表すものなので、すべてを鵜吞みにする必要はありません。
しかし、ラブタイプ診断をよい機会と捉え、パートナーとお互いの恋愛観や求めること、浮気の境界線についてコミュニケーションをとるのがおすすめです。
日頃から自分の欲求を伝えつつ、相手を思いやった行動をとることで、パートナーとの良好な関係性を維持していけます。