
ENFP(運動家)は、好奇心旺盛で自由を愛する性格です。
よって、ワクワク感や刺激に正直で、浮気に発展することも珍しくありません。
今回の記事では、ENFPが浮気に走ってしまう理由、パートナーがENFPの場合の付き合い方などについて紹介していきます。
ESTPのパートナーをお持ちの方や、自分がESTPで恋愛について悩んでいる方は、ぜひご活用いただけますと幸いです。
ENFPとは?情熱と自由をあわせ持つタイプ

それでは、ENFP(運動家)とはどのようなタイプなのか、下記で解説していきます。
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ENFPの基本性格:好奇心旺盛でポジティブな自由人
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恋愛観の特徴:好きになると一直線、でも刺激も求めがち
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ENFPが大切にするのは「共感」と「ワクワク感」
ENFPの基本性格:好奇心旺盛でポジティブな自由人
ENFPは、好奇心旺盛でポジティブ、かつ自由を愛する傾向にあります。
MBTIの16タイプの中でも、特にエネルギッシュで社交的なタイプです。
新しいことにワクワクし、人とのつながりを心から楽しめるのが特徴です。
どんな場面でも「面白そう!」「やってみたい!」という好奇心が先に立ち、周りの人を自然と笑顔にできます。
そして、型にはまることが苦手で、自由に考え、自由に行動することを大切にします。
その一方で、同じことの繰り返しやルールに縛られる環境では退屈してしまうことも多いです。
しかし、その柔軟さと明るさはチームのムードメーカーとして欠かせない存在だと言えます。
ENFPは「こうあるべき」よりも「どう感じるか」を重視し、自分の感情に正直に生きるタイプです。
そして、感受性が豊かで、周囲の人の気持ちにもよく気づける共感力の高さも魅力だと言えます。
恋愛観の特徴:好きになると一直線、でも刺激も求めがち
ENFPは、情熱的でドラマチックな恋愛を好む傾向があります。
好きになった相手にはまっすぐで、遠慮なく「好き!」と気持ちを伝えます。
そして、恋をすると世界が一気にカラフルになるように感じ、全力で相手に向き合うタイプです。
しかし、その熱量の高さゆえに、関係が落ち着いてくると「最近ちょっとつまらないかも」と感じやすい一面もあります。
刺激や変化を求める気持ちが強く、恋人との関係に新しい風が吹くと一気に夢中になります。
ただし、それは飽きっぽいというよりも、いつまでも心が動く関係を大切にしたいという思いの表れです。
ENFPが大切にするのは「共感」と「ワクワク感」
ENFPが何より大切にしているのは、「心が通じ合うこと」と「一緒にいて楽しいこと」です。
相手の感情を敏感に感じ取り、喜んでもらえることを自然にできるのがENFPの魅力だと言えます。
相手が笑えば自分も幸せになれるような、共感型の愛情表現をするタイプです。
また、同じ日常を繰り返すより、ちょっとした冒険やサプライズを通して、ワクワクする関係でいたいと考えます。
そのため、恋人にも心の刺激を求める傾向が強いです。
しかし、ENFPにとってのワクワク感は、軽い恋を意味するものではありません。
むしろ、お互いが成長し合える関係を理想としています。
心が動き、夢を語り合える関係こそ、ENFPにとって最高の愛の形なのです。
ENFPが浮気に走ってしまう心理

ここまで、ENFPが情熱と自由をあわせ持つタイプということについて紹介してきました。
それでは、ENFPが浮気に走ってしまう心理について、下記で解説していきます。
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「今この瞬間を大切にしたい」気持ちが強すぎる
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マンネリが苦手なゆえ、「ときめき」を求めてしまう
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悪気はないけれど、感情に正直すぎる
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「誰かを好きになること=悪いことではない」と考えてしまう
「今この瞬間を大切にしたい」気持ちが強すぎる
まずは、「今この瞬間を大切にしたい」という気持ちが強すぎることです。
ENFPは、楽しいときは全力で楽しみ、寂しいときはその気持ちを素直に表現するタイプです。
だからこそ、今この瞬間を大切にしたいという想いが強くなりすぎると、目の前の誘惑に流されてしまうことがあります。
たとえ恋人がいても、自分を理解してくれる魅力的な相手と会った場合は危険信号です。
純粋なENFPは、「この人のことをもっと知りたい」と思ってしまいます。
マンネリが苦手なゆえ、「ときめき」を求めてしまう
ENFPは、変化や刺激を愛するタイプのため、マンネリした関係が苦手な傾向があります。
恋人との関係が安定してくると、「このままでいいのかな」と揺らいだり、退屈さを覚えたりすることも多いです。
そんなときに、刺激を与えてくれる人物と出会うと、ENFP自身も驚くほどのスピードで心が動いてしまうことがあります。
悪気はないけれど、感情に正直すぎる
ENFPは人に対してとてもオープンで、隠し事を苦手とするタイプです。
誰かに惹かれたとき、恋人に「この人と話すと楽しい」と素直に伝えてしまったり、好意が態度に出てしまったりするのです。
本人に悪意はなくても、恋人から見れば浮気のように感じられる場合があります。
さらに、ENFPは愛情や友情の境界はあいまいで、「好き=恋愛」ではなく「好き=人として大切」ということも多いのです。
そのため、関係をこじらせないためには、正直さと思いやりのバランスを学ぶことが大切になります。
「誰かを好きになること=悪いことではない」と考えてしまう
最後は、「誰かを好きになること=悪いことではない」と考えてしまうことです。
ENFPは恋愛を「心のつながり」としてとらえており、誰かを好きになること自体を否定的に考えていません。
そのため、恋人がいるのに別の人に惹かれる状況を、悪いと感じにくい傾向があります。
しかし、気持ちは自由という考え方が強いと、無意識に一線を越えてしまうこともあります。
気持ちが動いたとしても、その後に責任ある行動を取れるかどうかが、恋愛関係を長続きさせるカギになります。
ENFPが自分の気持ちを守るための心構え

ここまで、ENFPが浮気に走ってしまう心理について解説してきました。
それでは、ENFPが自分の気持ちを守るための心構えについて、下記で紹介していきます。
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「ときめき」と「愛情」は別物だと理解する
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感情を言葉で整理し、衝動をコントロールする
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「自由」だけでなく、「責任」を意識する
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関係に刺激を求めるなら、自分からきっかけをつくる
「ときめき」と「愛情」は別物だと理解する
まずは、「ときめき」と「愛情」は別物だと理解することです。
ENFPは、恋のときめきをとても敏感に感じます。
誰かと目が合った瞬間や、共感し合った会話のなかで心が動くことを強く感じるタイプです。
しかし、そのドキドキと本当の愛情は同じではありません。
ときめきは一瞬の感情、愛情は時間をかけて育つ信頼です。
ENFPにとって大切なのは、「一緒にいると心が自由でいられる」「安心して本音を話せる」と思える相手を見つけることです。
瞬間の高揚感に流されるより、相手と積み重ねてきた時間の温かさに目を向けてみましょう。
恋の刺激より、安心できる深さを選べるようになると、ENFPの恋はより豊かで誠実なものになります。
感情を言葉で整理し、衝動をコントロールする
続いては、感情を言葉で整理し、衝動をコントロールすることです。
ENFPは感情の動きが激しく、思ったことをすぐに行動に移してしまう傾向があります。
嬉しい、寂しい、惹かれるなどの感情は、どれもが素直で美しい感情ですが、衝動のままに動くと誤解や後悔を生みかねません。
そんなときは、まず「なぜそう感じたのか?」を言葉にして整理してみましょう。
紙に書くのも、信頼できる友人に話すのも効果的です。
感情を言語化することで、行動のスピードを少しだけ抑えられます。
「今すぐ伝えたい」ではなく、「一晩おいてから考えよう」と立ち止まれるだけで、冷静な判断が可能です。
感情を抑えつけるのではなく、理解する力を持つことが、ENFPの心を守る第一歩だと言えるでしょう。
「自由」だけでなく、「責任」を意識する
ENFPが自分の気持ちを守るための心構えとして、責任を意識することも重要だと言えます。
ENFPにとって自由は、生きるうえで欠かせないテーマです。
人との関係でも「自分らしくいたい」「縛られたくない」という気持ちはとても自然なことです。
ただし、自由とは何をしてもいいことではありません。
信頼してくれている相手がいるなら、その想いを裏切らないようにする責任もセットで考える必要があります。
ENFPの魅力は、人を惹きつける温かさと誠実さです。
だからこそ、その魅力を長く輝かせるためには、自由のなかにも約束を守る心を持つことが大切だと言えます。
自由を手放す必要はありません。
むしろ、責任を意識できるときこそ、本当の意味で自由に愛せる自分になれるのです。
関係に刺激を求めるなら、自分からきっかけをつくる
最後は、関係に刺激を求めるのであれば、自らきっかけをつくることです。
ENFPは、同じ日々が続くと退屈を感じてしまいます。
恋人との関係にも「もう少しドキドキしたい」「何か新しいことをしたい」と思う瞬間があるでしょう。
そんなときに外の刺激を求めるのではなく、自分から関係の中に変化をつくる工夫をしてみてください。
たとえば、デートプランを提案する、サプライズを仕掛ける、感謝の言葉を伝えるなど、ほんの小さな行動で関係は簡単に新鮮になります。
他の誰かから刺激をもらうのではなく、今の相手と一緒に刺激を生み出すことが大切です。
そして、それがENFPにとって最も自然で幸せな形だと言えます。
自ら動くことで、刺激も信頼も両立した恋を続けることができるでしょう。
パートナーがENFPの場合の付き合い方

前の章では、ENFPが自分の気持ちを守るための心構えについて紹介してきました。
それでは、パートナーがENFPの場合の付き合い方について、下記で紹介していきます。
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「束縛」ではなく「信頼」でつなぐ関係を意識する
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感情表現を受け止め、共感で距離を縮める
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ENFPの変化を楽しめる心の余裕を持つ
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浮気の不安を感じたときこそ、冷静に話す
「束縛」ではなく「信頼」でつなぐ関係を意識する
まずは、束縛ではなく、信頼でつなぐ関係を意識することです。
ENFPにとって、自由でいられることは、愛されている実感と同じくらい大切です。
相手から過度に監視されたり、行動を制限されたりすると、「信じてもらえていない」と感じてしまうことがあります。
だからこそ、束縛するよりも信頼して見守る姿勢が何より効果的です。
たとえば、「どこに行くの?」より「楽しんできてね」と声をかけるだけで、ENFPは安心します。
相手の自由を尊重しつつ、「信じている」というメッセージを伝えることが、ENFPと長く穏やかな関係を続ける秘訣です。
感情表現を受け止め、共感で距離を縮める
続いては、感情表現を受け止め、共感で距離を縮めることです。
ENFPは感情を表現することが得意で、嬉しいことも不安なこともオープンに話したいタイプです。
そんなとき、パートナーが「それは大変だったね」「そう感じたんだね」と共感してあげると、心の距離がぐっと縮まります。
共感を通して「この人には本音を話せる」と思えると、ENFPはさらに深い信頼と愛情を育てていきます。
逆に、ENFPの話を適当に受け流してしまうと、ENFPは「理解されていない」と感じて心を閉ざしてしまうため、注意が必要です。
ENFPの変化を楽しめる心の余裕を持つ
ENFPのパートナーとつきあう際は、変化を楽しめる心の余裕を持つことも大切です。
ENFPは興味の対象が頻繁に入れ替わるため、「昨日まで夢中だったのに急に興味を失った」というケースも多いです。
パートナーは、その変化を受け止め、「また新しいことに挑戦してるんだ」と楽観的に見守ることが大切です。
ときには振り回されることもありますが、新しい経験を一緒に楽しめる余裕を持てば、二人の信頼関係はより深まっていくでしょう。
浮気の不安を感じたときこそ、冷静に話す
最後は、浮気の不安を感じたときこそ、冷静に話すことです。
ENFPは人との距離が近く、誰にでも優しく接するため、パートナーが不安を感じることもあるかもしれません。
しかし、その不安を感情的にぶつけてしまうと、ENFPは「疑われている」と感じ、距離を取ってしまうことがあります。
「最近少し寂しく感じるんだ」「もっと一緒に過ごしたいな」など、自分の気持ちを冷静に伝えレバ、ENFPは真剣に向き合ってくれます。
彼らは相手の感情に敏感なため、責められるより理解を求められるほうが動かされるのです。
誤解が生まれたときこそ、冷静なコミュニケーションをとるようにしましょう。
ENFPが「本気の恋」をしたときのサイン

ここまで、パートナーがENFPの場合の付き合い方について紹介してきました。
それでは、ENFPが「本気の恋」をしたときのサインについて、下記で解説していきます。
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相手の夢や目標を応援し始める
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他の異性との距離を自然と取るようになる
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自分の気持ちよりも、相手の幸せを優先し始める
相手の夢や目標を応援し始める
まずは、相手の夢や目標を応援し始めることです。
ENFPは本気で誰かを好きになると、「相手の人生を支えたい」と思うようになります。
もともと人の気持ちを理解するのが得意なENFPは、相手の夢や理想を尊重する傾向があるのです。
アドバイスや励ましの言葉はもちろん、自分の時間やエネルギーも相手に惜しみなく注ぐため、成長できる関係を築くことができます。
他の異性との距離を自然と取るようになる
続いては、他の異性との距離を自然と取れるようになることです。
ENFPは人懐っこく、誰とでも楽しく会話ができるタイプですが、本気で好きな人ができると変化が生じます。
SNSのやり取りが減る、二人きりで会うのを避けるなど、他の異性と無意識に距離を置くようになるのです。
これは「好きな人を不安にさせたくない」という思いやりからくる行動です。
自然と誠実な行動を取るようになった場合は、ENFPが本気で恋をしている可能性が高いでしょう。
自分の気持ちよりも、相手の幸せを優先し始める
ENFPが相手を本気で好きになると、自分の気持ちよりも相手の幸せを優先し始めます。
たとえ自分が我慢をする場面があっても、相手の夢や状況を優先し、支えようとするのです。
これは、ENFPがお互いの自由を尊重しつつ、支え合える関係を築こうとしているサインです。
自分の感情を素直に表現するENFPが、相手を優先する素振りを見せ始めたら、真剣に向き合ってくれている可能性が高いです。
浮気をしないENFPも多い?MBTIはあくまで「傾向」の話

ここまで、ENFPが「本気の恋」をしたときのサインについて紹介してきました。
それでは、実は浮気をしないENFPも多いことや、MBTIはあくまで「傾向」の話であることについて、下記で解説していきます。
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ENFPの中にも誠実で一途な人はたくさんいる
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タイプよりも経験と成長が人を変えていく
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自分のタイプを知ることが、浮気を防ぐ第一歩になる
ENFPにも誠実で一途な人はたくさんいる
「ENFP=浮気しやすい」というイメージを持つ人もいますが、実際には誠実で一途なENFPも少なくありません。
感情が豊かで人が好きな性格だからこそ、「相手を悲しませたくない」という気持ちが強い人も多いのです。
特に、好きな人との信頼関係や絆を重視する傾向があるため、全力で寄り添おうとします。
相手と笑い合えたり、成長し合えたりする関係も大切にしているため、関係を壊すような軽はずみな行動も自ら避けます。
人との関係性を大切にする意識が強く、愛情深いENFPならば、浮気をする可能性は低いと言えるでしょう。
タイプよりも経験と成長が人を変えていく
MBTIのタイプは、その人の傾向を示すものであって、性格を断定するものではありません。
若いころはときめきを優先してしまうことがあっても、恋愛や人間関係を通して、信頼を築くことの大切さを学ぶ人が多いのです。
特にENFPは自己成長意欲が高いため、同じ失敗を繰り返さないための努力をする傾向があります。
過去の過ちを反省し、同じ失敗を犯さないための努力ができるENFPは、浮気する可能性が低いでしょう。
自分のタイプを知ることが、浮気を防ぐ第一歩になる
ENFPは感情の動きが大きく、心のままに行動してしまう傾向があります。
だからこそ、「自分にはそういう一面がある」と理解しておくことが、浮気を防ぐための大切な一歩です。
自分の弱点を知っていれば、「ちょっと危ないかも」と立ち止まることができるからです。
MBTIは、行動を決めるものではなく、あくまで気づきを与えるツールだと言えます。
ENFPが自分の傾向を知り、感情の波をコントロールできるようになると、恋愛の質はぐっと高まるはずです。
そして、自分のタイプを知ることは、相手を思いやる力を育てることでもあります。
つまり、理解することは、制限ではなく自由へとつながっていきます。
自分の心を理解することが、最も誠実な恋愛への近道なのです。
ENFPが幸せな恋を続けるために

今回の記事では、ENFPが浮気に走ってしまう心理、パートナーがENFPの場合の付き合い方などについて紹介してきました。
好奇心旺盛かつポジティブな自由人であるENFPは、好きになると一直線ですが、刺激を求めてしまうことが多いです。
マンネリが苦手でときめきを優先するため、浮気を否定的に捉えていない側面もあります。
ときめきと愛情は別物だと理解し、自由と責任のバランスを意識することが大切です。
パートナーとしては、浮気を不安に感じたとしても落ち着いて冷静に話す努力が求められます。
ただし、浮気の心配を一人で抱えてしまうのは好ましくありません。
当事務所では、浮気調査や恋愛相談の依頼も受け付けています。
浮気の事実確認やもう一度やり直すためのアドバイスなども行っているため、パートナーとの関係に悩んでいる方はぜひご利用ください。



