「自分が誰かに盗聴されてるか確認したい」と思った経験はありませんか。
なぜか会話の内容が外に漏れている気がする、スマホの電池の減りが異常に早い、知らない人に秘密にしているプライベートなことを言われた――もしあなたがこのような経験をしているなら、すでに盗聴されている可能性はゼロではありません。
この記事では、盗聴されているかどうかを確認する具体的な方法をお伝えします。
また、犯人を特定する方法として、探偵事務所に依頼するメリットについても詳しく解説します。
盗聴されている兆候と違和感
盗聴とは「他人の会話や通信内容を本人の同意なく聞き取る行為」を指します。
れっきとした違法行為であり、刑法・電波法・プライバシー権の侵害に該当することも珍しくありません。
盗聴の怖いところは、「気づきにくい」ことにあります。
加害者の多くは盗聴器を巧妙に隠し、被害者が日常生活を送りながらも何の違和感もなく会話を続けてしまうように仕掛けます。
しかし実際には、盗聴されている場合、無意識に違和感を覚えている人がほとんどです。
ここからは、盗聴の可能性があるときに現れやすい兆候についてご紹介します。
会話の内容がなぜか外に漏れている
最もわかりやすい盗聴のサインが、自分しか知らない内容を他人が知っているという状況です。
例えば、自宅で家族や恋人にしか話していないことを友人に言い当てられたり、SNSにも投稿していないような内容が他人に知られていたりする場合、誰かに盗聴されているかもしれません。
近年では盗聴器の設置だけでなく、スマホへのスパイアプリによって会話が外部に漏れるケースが増えているため、「情報漏洩の経路」がない場合は要注意です。
スマホや通信機器の挙動が不自然
スマホや通信機器の挙動に不自然さを感じたら、盗聴や監視の可能性を疑うべきです。
バッテリーの減りが異常に早くなった、電源が勝手に切れたり再起動したりする、通話中にノイズが入る、アプリが勝手に起動するなどの現象がある場合、スパイアプリや不正な遠隔操作が行われている可能性が高いと考えられます。
また、データ通信量の急増や端末の発熱も不審な兆候です。
こうした異常が続くときは、単なる故障ではなく盗聴の一環かもしれません。
自宅や職場に不審な変化がある
自宅や職場に「なんとなく違和感がある」と感じたら、盗聴器が仕掛けられている可能性を疑うべきでしょう。
例えば、家具の位置が微妙に変わっていたり、コンセント周りに見慣れない配線や重い延長コードがあったりする場合は警戒したほうがいいかもしれません。
盗聴器の中には延長コードの内部に仕込まれるタイプやコンセントのプレート裏に設置されるタイプもあり、目視では発見できない構造になっていることも少なくありません。
監視されているような感覚がある
誰かに監視されているような感覚が続く場合、それは単なる気のせいではなく、実際に盗聴や監視を受けている可能性があります。
ひとりでいるときに視線を感じたり、外出先で常に誰かに見られている気がしたりするなら、すでに盗聴の被害を受けているかもしれません。
もちろん、これらは気のせいである可能性もありますが、繰り返し起こるようなら警戒したほうが賢明です。
盗聴だけでなく、ストーカー被害が絡んでいる場合もあります。
盗聴されてるか確認する方法|今すぐ使えるチェックリスト
「もしかして盗聴されてるかも……」と不安になったとき、まずは自分でできる範囲での確認から始めましょう。
ここからは、盗聴の有無を判断するための具体的なチェック項目をご紹介します。
数が多ければ多いほど危険な状態ですが、たとえ当てはまる数がひとつでも、不安がある場合は早めに専門家へ相談することをおすすめします。
会話内容の漏洩に関するチェックリスト
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誰にも話していない内容が第三者に知られていた
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電話や対面でしか話していない情報が外部に漏れている
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SNSに書いていない内容を知人に知られていた
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会話の後に、関係のない人から不自然なリアクションがあった
スマホや通信機器の挙動に関するチェックリスト
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スマホの電池の減りが急に早くなった
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スマホやタブレットが勝手に再起動する
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通話中にノイズやエコーが入ることが多い
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使っていないのに通信量が異常に増えている
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アプリが勝手に起動したり、カメラが動作したりする
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スマホが熱くなる・動作が重くなるなど、異常を感じる
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知らないアプリや設定の変更に気づいたことがある
自宅や職場の物理的な異変に関するチェックリスト
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家具の位置が微妙に変わっていた
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コンセントや電源タップに見慣れない配線がある
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延長コードが不自然に重く、中を開けたことがない
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天井・壁・照明・観葉植物などに小さな穴や異物がある
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エアコンや換気扇などから変な音がするようになった
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自宅に誰かが勝手に入ったような形跡がある
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新しく増えた電化製品や備品がある(プレゼントなども含む)
人間関係の違和感に関するチェックリスト
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限られた人しか知らない話題を知人が知っていた
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自分の行動や考えを先読みされているように感じる
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誰かに監視されているような気配を感じる
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身近な人の態度が不自然に変わった
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自分の発言に合わせたような反応や行動を他人が取る
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ストーカーや元恋人、元配偶者に情報が漏れている
盗聴の有無を調べる簡易的なセルフチェックの方法
簡易的なセルフチェックで、盗聴の有無を確認する方法もあります。
簡単にできる盗聴のセルフチェックとして、まず試したいのがAMラジオを使った方法です。
AMラジオの周波数をゆっくり動かしながら、部屋の中を歩いてみてください。
不自然な「ジー」「ピー」「ガーッ」といったノイズが特定の場所でだけ強く聞こえる場合、近くに盗聴器が設置されている可能性があります。
ただし、無線式の盗聴器にしか反応しないため、すべての機器を検知できるわけではないことに留意しましょう。
スマートフォン用の盗聴器発見アプリを使う方法もあります。
これらは周囲の電波や金属反応を検出することで盗聴器の存在を示す仕組みですが、誤検出も多いため過信は禁物です。
さらに、自宅のコンセントや電源タップ、家具の裏なども念入りに確認しましょう。
特に延長コードが異常に重い、コンセントに不自然な穴がある、家具の隙間に小さな機器が差し込まれているなど、見慣れない状態があれば注意が必要です。
盗聴器は非常に小型なため、日常の中に自然に紛れ込んでいるケースが少なくありません。
自力での発見には限界がある
盗聴器は非常に小型で高性能なため、素人が発見するのは困難なことも珍しくありません。
たとえ盗聴器の存在を疑っても、自分で家具を動かしたり配線を触ったりすると、誤って証拠を破損してしまう恐れもあります。
さらに、盗聴器のみならず、加害者を自力で発見しようとする方もいますが、これは大変危険な行為ですのでおすすめできません。
犯人が近しい人物である場合、直接問い詰めたり調査を進めたりすることで、トラブルやさらなる嫌がらせ、場合によっては法的問題に発展するリスクがあります。
加害者が特定できないまま感情的に動くことは、かえって状況を悪化させかねないため、犯人の特定や対応は専門家に任せることが最善です。
探偵事務所に相談すれば盗聴の有無も犯人特定も可能
盗聴の疑いが強くなったとき、多くの方が最初に頼るのはネット検索やスマホアプリ、あるいは知人への相談かもしれません。
しかし、盗聴器は年々小型化・高性能化しており、一般人が自力で発見・対処するにはどうしても限界があります。
そんなとき、最も確実で安心な方法が「探偵事務所への相談」です。
盗聴の調査を専門的に行っている探偵事務所であれば、盗聴器の発見だけでなく、設置した人物(加害者)の特定や法的対応まで多角的なサポートが期待できるでしょう。
探偵事務所が行う主な盗聴調査の内容
探偵事務所は一般家庭やオフィスに限らず、車両や持ち物などのあらゆる場所に仕掛けられた盗聴・盗撮機器を高精度に探し出すための専門調査を行います。
探偵事務所が行う主な調査内容は以下の通りです。
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専用機器を使った周波数チェック:一般のスマホアプリでは探知できない微弱な信号も探知
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室内・家具・電源周辺の物理的な調査:異常な重さや構造の違いまで細かく確認
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スマホ・PC・ネットワーク機器の解析:端末に不正アプリや遠隔操作ソフトが仕込まれていないかを調査
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盗撮・GPSのチェックも同時に実施可能:カメラを使った盗撮やGPS発信機による追跡の有無も同時に調査可能
盗聴器を見つけたあと探偵ができること
盗聴器を発見した後、探偵事務所ができることは多岐にわたります。
まず、盗聴器を設置した人物、つまり加害者の特定に向けた調査が可能です。
盗聴器がどのようにして設置されたのか、その状況や環境を詳細に分析し、部屋に出入りした可能性のある人物や怪しい動きをした人物を絞り込みます。
また、防犯カメラや周辺の監視映像を調べて、怪しい人物の出入りや行動を把握することもできます。
さらに、必要に応じて尾行や張り込みなどの行動調査を実施し、加害者の行動パターンや目的を明らかにします。
こうした調査を通じて盗聴の証拠を確実に押さえるだけでなく、加害者を法的に追及するための証拠収集も行うことで、法的措置という次のステップにつなげることができるのです。
そのうえ、ご依頼者の要望があれば警察や弁護士との連携も可能なため、「自分で対応したくない」という場合でも安心です。
探偵事務所はご依頼者の安心と安全を取り戻すために、盗聴発覚後も心強いサポートを提供してくれます。
相談は「盗聴器が見つかってから」では遅い
多くの方は「盗聴器があると確信してから探偵に相談しよう」と考えますが、実はこれは逆です。
盗聴されているかもと感じた段階で相談するほうが、より有効かつ安全に対処できます。
盗聴器を発見しようとして自分で家具を動かしたり、疑わしい場所を解体したりすることで、重要な証拠が失われてしまう可能性も否めません。
最初からプロに任せておけば、証拠保全の観点からも正しい手順で調査を進めてもらえます。
不安を抱え続けるより、確かな安心を得るために
盗聴の被害は、ただ会話を盗まれるというだけでは終わりません。
人間関係、仕事、生活の安全、精神的な安定など、あらゆる部分に影響を及ぼす深刻な問題です。
「なんとなくおかしい」「ずっと見られている気がする」「情報が外部に漏れている気がする」といった違和感は思い過ごしではなく、あなたの直感が自らの危機を知らせてくれているサインかもしれません。
そんなときは自分だけで悩まず、探偵という「盗聴調査専門の味方」に頼ることが最も確実な方法です。
プロの力を借りて盗聴の証拠を掴み、必要であれば犯人を特定することで日常の安心と安全を取り戻すことができるでしょう。
無料相談窓口のご案内
盗聴は私たちの身近に存在する現代的なリスクのひとつです。
だからこそ、少しでも違和感を覚えたときは、当探偵事務所にご相談ください。
盗聴器の発見、設置した人物の特定、相手に関する情報収集など、ご依頼者の要望に沿った調査を行います。
24時間365日相談を受け付けており、匿名での相談でもかまいません。
当事務所には防犯設備士・上級心理カウンセラー・ホワイトハッカーなどが在籍しており、防犯対策のアドバイスに限らず、個人情報がネット上に流出していないか調査することも可能です。
あなたのプライバシーを守るために、私たちが全力でサポートします。