2025年6月25日 ストーカー調査 #ストーカー #つきまとい

「最近、よく同じ人に会う気がする」「断ったのに何度も連絡が来る」「SNSでの行動を誰かに監視されているような気がする」――こうした違和感を覚えていませんか?

それがもし「つきまとい」だったとしたら、あなたの安全が脅かされているかもしれません。

とはいえ、「これはストーカー行為なのか?」「警察に相談してもいいのか?」と判断に迷う人がほとんどです。

この記事では、つきまとい行為はどこから該当するのか、そしてどの段階で相談すべきかを解説します。

また、探偵事務所に相談するメリットや実際の相談事例もあわせてお伝えします。

 

つきまといとは?法律で定められた定義

まず、「つきまとい」の法的な定義を明確にしておきましょう。

日本では「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」により、以下のような行為が「つきまとい等」として定義されています。

  • つきまとい・待ち伏せ・押しかけ
  • 行動を監視していることを告げる行為
  • 面会や交際の要求を繰り返すこと
  • 無言電話や頻繁な電話・メール・SNSの送信
  • 名誉を傷つける内容の送信
  • 性的羞恥心を害する言動

このような行為が何度も繰り返し行われることで「ストーカー行為」とみなされます。

ただし、1回でも悪質なケースであれば例外的に警察が動くことも珍しくありません。

つまり、つきまといの回数だけでなく「悪質性」「不安感の程度」が重要な判断基準になるのです。

 

つきまといはどこから?自己診断チェックリスト

つきまといは加害者の意図だけではなく、被害者であるあなたの「不安」や「嫌悪感」が重要な判断基準になります。

以下の自己診断チェックリストは、つきまとい行為を受けている可能性があるかを確認する目安です。

いくつか該当する場合は、すでに危険な段階にあるかもしれません。

つきまといの自己診断チェックリスト

  • 同じ人物を頻繁に見かける(帰宅途中、職場、近所など)

  •  SNSで過剰な反応をされる(監視されていると感じる)

  • メッセージや電話を断っても、繰り返し連絡がくる

  • プレゼントや手紙が一方的に届く

  • 外出先で頻繁に出会うなど、身に覚えのない「偶然」が続く

  • 自分の生活について「どこかで見ていた?」と感じる発言がある

  • 不快な内容のメッセージや書き込みが繰り返されている

  • 家族や友人に接触される

  • 生活圏が侵害されていると感じる

  • 一度連絡を無視したら、怒りのメッセージが届いた

  • 自分の行動をどこかで見ていたような発言がある

違和感は無視してはいけない警告

チェックリストに当てはまるのが1つや2つだけでも、「これはおかしい」「気持ち悪い」と感じたときは充分な危険信号です。

特に、「違和感のある偶然が続く」「拒絶しているのに接触がやまない」という状態は、明らかに健全な関係性ではありません。

行為がエスカレートする前に、適切な対処を行うことをおすすめします。

 

つきまといを相談するタイミング

「気のせいかもしれない」「証拠がないから相談しても無駄かも」と相談することをためらっていませんか?

「どの段階で相談すべきなの?」と迷っているうちに、つきまといは悪化するかもしれません。

つきまとい行為は、初期段階こそ対処のチャンスなのです。

「もしかして?」と感じた瞬間が重要なサイン

つきまといは、初期のうちは周囲に説明しづらい曖昧な違和感として現れることがほとんどです。

例えば、以下のような違和感が挙げられます。

  • 偶然にしては頻繁に同じ人と遭遇する
  • SNSに反応されすぎて気味が悪い
  • なんとなく視線を感じる
  • メッセージが途切れず、しつこい

こうした違和感は無視したり、慣れてしまったりすることで深刻化します。

「まだ直接的な被害にはあっていないし……」と判断して何も行動しないことこそが、危険の入り口だということを覚えておきましょう。

警察への相談は「証拠が揃う前」でも大丈夫

多くの方が「相談=警察に被害届を出すこと」だと誤解しています。

もちろん、明確な証拠や危険性がなければ警察は動いてくれません。

しかし、「過去に相談した」という記録があれば、何か起こった場合にはすぐに対処してくれる可能性が高く、相談することは決して無駄にはなりません。

「まだ何も起きていないから相談できない」ではなく、何も起きないうちに相談することがリスク回避につながる重要な行動なのです。

早期相談が「自分を守る武器」になる

警察に限らず、公的機関の相談窓口や探偵事務所への相談など、早い段階での相談には次のような大きなメリットがあります。

  • 相手の行動を冷静に見極められる

  • 被害が拡大する前に対策が打てる

  • 客観的な意見を得ることで安心感が得られる

被害が深刻化してからでは、精神的にも体力的にも大きな消耗が伴います。

だからこそ不安を感じたその時が、行動すべき最も良いタイミングなのです。

 

相談先に探偵事務所を選ぶメリット

つきまといに悩んでいるものの、警察に行くのは少しハードルが高いと感じる方も少なくありません。

実際、被害が明確になる前の「違和感の段階」では、警察に相談しても動いてもらえないケースが多いのが現実です。

そんなとき、もうひとつの選択肢として注目されているのが「探偵事務所への相談」です。

まだ事件になっていない段階でも対応可能

警察が動いてくれない「グレーな状況」でこそ活躍するのが探偵事務所です。

探偵は違法行為の確証が得られない段階でも、客観的な視点から状況を整理し、証拠を集め、必要に応じて対処法を提案してくれます。

例えば、「最近、特定の人物とよく目が合う」「自宅近くで見かける回数が増えた」といった違和感も、放っておくと深刻なつきまといに発展する可能性が少なくありません。

探偵はこのような不安に寄り添い、実際に調査を行うことでその人物の行動や接触頻度を明確に記録し、被害の実態を「見える化」してくれるのです。

加害者の特定と証拠の収集ができる

「相手ははっきりしないけど……」という段階では、警察による対処は期待できません

しかし、探偵による調査でつきまといを行っている人物を特定することができれば、つきまといの対処も一気に進めやすくなります。

また、探偵は尾行や張り込み、写真・映像での記録といった専門的な手法を用いて、警察に提出できるレベルの客観的な証拠を収集することも可能です。

こうした証拠がそろえば警察の対応も変わるため、早期に警告や指導が行われるケースも珍しくありません。

相談だけでも可能

「探偵に頼むなんて大げさでは?」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、現在では多くの探偵事務所が無料相談を受け付けており、調査を依頼しなくても「まずは話を聞いてもらうだけ」という利用方法も一般的になっています。

話すことで自分の状況を整理できたり、他の人はどう対処しているのかがわかったりするだけでも大きな安心につながります。

プロの視点でアドバイスを受けることで、「不安を放置するのではなく、次にどう動けばよいか」が見えてくるはずです。

警察と探偵を上手く使い分ける

警察は事件が起きた後に動く組織です。

一方、探偵は事件になる前の段階で不安や違和感に向き合い、被害の拡大を未然に防ぐサポートをしてくれる第三者機関となります。

早期解決を望むなら両者の違いを理解し、適切に使い分けることが必要不可欠です。

 

実際のつきまとい相談事例

探偵事務所には日々、さまざまな「つきまとい」に関する相談が寄せられます。

明らかなストーカー行為だけでなく、法的な線引きが曖昧なグレーなケースも少なくありません。

「これってつきまといなの?」「まだ警察に言うほどじゃないと思うけど……」という不安の中で、最初の相談先として探偵を頼る方が増えています

ここからは、実際に当探偵事務所に寄せられたつきまといに関する相談事例をご紹介します。

つきまといの相談事例1:通勤中、毎日見かける人がいる

会社員のAさん(30代男性)は、通勤時間に毎日のようにすれ違う中年男性の存在に気づきました。

朝の駅ホーム、会社の最寄り、帰宅時のコンビニ――気づけばいつも近くにいる相手に違和感を覚えます。

「でも知らない人だし、偶然が重なっているだけかと思っていました……」

違和感は日に日に強まり、ついには会社の前で立ち止まるその男性の姿に恐怖を感じ、探偵事務所に相談。

調査の結果、男性はAさんの勤務先や自宅近くで張り込みのような行動をしていたことが判明し、警察に相談のうえ警告措置がとられました。

つきまといの相談事例2:SNSの投稿直後に現れる元恋人

大学時代の元交際相手と別れて半年が経つにもかかわらず、何度も連絡が来て困っているBさん(20代女性)。

「最初は近況知りたいだけかもと思っていました……でも私がInstagramにカフェにいると投稿した直後に、彼が偶然を装ってその店に現れたときは背筋が凍りました」

ブロックしても別アカウントで接触され、居場所や予定を把握しているようなメッセージが届くようになり、BさんはSNSを見るのが怖くなりました。

探偵に相談したところ、彼がBさんの自宅近くに複数回出入りしていたこと、職場付近に車を止めて待機していた記録などが報告され、証拠をもとに警察へ相談。

ストーカー規制法の警告対象となり、ようやく安心してSNSができるようになりました。

つきまといの相談事例3:不可解な偶然が多い同僚

Cさん(40代女性)は同じ部署の男性社員からの「やけに自然すぎる接近」に戸惑っていました。

「残業後、駅のホームにいると必ず現れるんです……」

そのうえ、男性社員はCさんが習い事に通っているジムにいつの間にか入会していたり、仕事帰りに立ち寄ったスーパーで出会ったり、不可解な偶然が何度も続きます

表向きには礼儀正しく、直接的な迷惑行為がないため、誰に相談しても「考えすぎ」と言われるばかり。

Cさんが探偵事務所に相談したところ、相手がCさんのスケジュールを会社の共有カレンダーなどから把握していたことが分かり、警察による注意喚起の対象となりました。

 

無料相談窓口のご案内

つきまとい行為は、最初から誰が見ても明確な被害であるとは限りません。

しかし、「自分だけが感じている違和感」こそが、重大な危険のサインである可能性もあるのです。

当探偵事務所では証拠の有無にかかわらず、不安を抱える段階から相談を受け付けています。

第三者の視点から状況を冷静に分析し、調査や対処などの必要な対処を徹底的にサポートします。

24時間365日相談を受け付けており、即日対応も可能です。

「証拠がないから動けない」ではなく「証拠を集めるために相談する」という選択肢を選んでみませんか。

私たちとともにつきまといを適切に対処し、あなたの平和な日々を取り戻しましょう。

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    監修者・執筆者 / 山内
    1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。
    得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。