公開日: 2025年10月7日 最終更新日: 2025年10月10日 男女問題 #浮気 #男女トラブル

パートナーとの離婚を決意したものの、慰謝料や財産分与、親権などで不利にならないか不安に思っていませんか。

感情的に話し合うだけでは、交渉は思うように進みません。

有利な条件を引き出したい場合は、証拠を揃えて、言い逃れる隙をなくす必要があります。

この記事では、素行調査を活用して自分に有利な条件で離婚する方法について解説します。

離婚を検討している方や、パートナーとスムーズに離婚できずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

素行調査を依頼すれば有利な条件で離婚できる

パートナーとの離婚を考えたとき、少しでも自分に有利な条件で話を進めたいと思うのは当然のことです。

素行調査を依頼すれば、慰謝料や財産分与、親権の獲得において交渉を優位に進めるための客観的な証拠を得られます。

この章では、素行調査がもたらす3つのメリットを詳しく解説します。

慰謝料を請求する根拠を示せる

慰謝料とは、相手の「有責行為」で受けた精神的苦痛に対する損害賠償です。

慰謝料を請求するためには、下記の有責行為があったことを証明する必要があります。

  • 不倫
  • DV
  • モラハラ
  • 悪意の遺棄

これらの有責行為が認められれば、離婚原因を作った有責配偶者、または不貞行為の第三者(浮気相手など)に慰謝料を請求できます。

素行調査を依頼すれば、これらを裏付ける写真や音声・文章データを入手可能です。

慰謝料を請求する権利を、正当な形で行使できるでしょう。

財産分与で優位性を示せる

財産分与とは、夫婦が協力して築いてきた財産を離婚時に分ける制度です。

お互いの共有財産の洗い出しから始めますが、配偶者が全ての財産を正直に開示するとは限りません。

素行調査をすれば、配偶者の隠し財産や不当な使い込みの有無を確かめることが可能です。

これらの金額を共有財産の総額に持ち戻して計算すれば、手元に残る財産を増やせるでしょう。

親権獲得に有利な材料を集められる

素行調査では、育児放棄の実態調査や不適切な養育環境の証拠収集も行います。

浮気相手を頻繁に自宅に連れ込んでいる事実や、夜遅くまで子どもを連れ回している様子など、保護者として相応しくない行動を写真・動画で撮影。

証拠を調査報告書にまとめ、第三者に提出すれば、配偶者が親として相応しくないことを証明可能です。

調査報告書は、客観的な事実に基づいて作られるため、親権を獲得できる可能性が高まるでしょう。  

素行調査をすると有利な条件で離婚できる根拠

探偵に素行調査を依頼すると、調査報告書が手に入ります。

調査報告書には、被害を客観的に証明する写真などが時系列に沿ってまとめられています。

被害があった事実を証明できるため、有利な条件を引き出せる可能性が高まるのです。

また、調査報告書があれば、相手より有利な立場で話し合いを進めることもできます。

証拠がない状態で話し合うと、相手の嘘や誤魔化しがまかり通ったり、話し合いが進まなかったりする事態になりかねません。

有利な条件で離婚したい場合は、手元に証拠を用意し、話し合いをスムーズに進められる環境を整えることが大切です。

素行調査を依頼した方が良いケース

離婚を決意したものの、パートナーと折り合いが付かずに悩んでいませんか?

相手が慰謝料の支払いや離婚そのものに同意しない場合、素行調査が解決の糸口になることがあります。

この章では、探偵への調査依頼を検討すべきケースを3つ紹介します。

慰謝料請求に応じてくれない

代表的な例として、相手が有責行為を働いているにも関わらず、慰謝料の支払いを拒否しているケースが挙げられます。

そもそも、有責行為を働いたこと自体を認めない場合もこれに含まれます。

素行調査を依頼すれば、下記の有責行為を証明する証拠を揃えることが可能です。

有責行為 具体例
不貞行為
  • 浮気
  • 不倫
悪意の遺棄
  • 生活費を全く渡さない
  • 理由もなく一方的に家を出て、音信不通になる
  • 健康なのに働こうとしない
  • 配偶者を家から追い出す
DV
  • 殴る・蹴る・ものを投げつけるなど、肉体的なダメージを負わせる行為
  • ハラスメントなど、精神的に苦痛を与える行為
婚姻を継続し難い重大な理由
  • 度を超した浪費・ギャンブル
  • 配偶者の親族に対する常軌を逸した嫌がらせ
  • 宗教上の対立など

証拠を提示し、慰謝料を請求する権利を主張すれば、相手も話し合いに応じざるを得なくなります。

有責行為の証拠を自力で集めるのが困難な場合や、慰謝料を払う意思が見られない場合は、素行調査の依頼を検討してみましょう。

相手が離婚に同意してくれない

相手が離婚に応じてくれない場合も、素行調査で解決できる可能性があります。

日本では、相手が同意しない場合は協議離婚ができません。

そのような場合は裁判離婚に移行するのですが、離婚を認めてもらうには、法廷離婚事由を立証する必要があります。

素行調査を依頼すれば、相手が離婚原因を作った有責配偶者である証拠が手に入ります。

相手に「裁判になれば負ける」と理解させれば、協議離婚にも応じてもらいやすくなるうえ、裁判の際も離婚請求が認められやすくなるでしょう。

相手が親権を譲ってくれない

相手が離婚に応じても、子どもの親権は譲らないケースもあります。

そのような場合は、相手が親として相応しくないことを客観的な事実で示すことが大切です。

素行調査を依頼すれば、下記の証拠を集めてもらうことが可能です。

  • ネグレクトの実態
  • 不適切な養育環境の証拠
  • 浪費やギャンブルの事実など

これらの事実が浮き彫りになれば、相手は養育者として相応しくないと判断され、親権を獲得できる可能性が高まります。

素行調査を探偵に依頼するべき理由

ここまで読んで、「素行調査は自分でもできるのでは?」と考えた方もいるかもしれません。

しかし、パートナーの素行調査には専門的な技術が必要です。

調査のプロである探偵に依頼することで、相手に気づかれず法的に有効な証拠を確保できます。

この章では、自力での調査を避け、探偵に依頼するべき理由を解説していきます。

ターゲットにバレずに調査を進めてくれる

探偵は調査のプロです。

訓練で得た専門的な技術や、実際の調査で培った経験を持ち合わせています。

状況に応じた振る舞いや適切な距離感を熟知しているため、ターゲットにバレずに調査を進めることが可能です。

調査がバレると警戒され、行動パターンが予測しにくくなります。

証拠を掴むのが困難になる恐れがあるため、自力での調査は控え、プロの探偵に頼りましょう。

専門的な機材で鮮明な証拠を集めてくれる

慰謝料請求や裁判で有効になる証拠は「誰が見ても言い逃れができない客観的な写真・動画」です。

スマホのカメラでは状況や人物が鮮明に記録できず、証拠として弱い場合があります。

探偵は、超望遠レンズ付きのカメラや暗視カメラ、小型カメラなどの機材を使って証拠を集めます。

暗闇や遠距離など、撮影が難しい状況でも、人物や場所が明確に特定・判断できる証拠を撮影可能です。

質の高い証拠で、相手に言い逃れる隙を与えないのは大きなメリットです。

集めた証拠を調査報告書にまとめてくれる

集めた証拠を調査報告書にまとめてくれるのは、探偵に依頼する最大のメリットです。

決定的瞬間を収めた写真や動画は、それだけではただの情報に過ぎません。

法的な場で活用するには、集めた情報を証拠として整える必要があります。

調査報告書では、下記の内容が時系列で詳細に記録されます。

  • 日時
  • 場所
  • 対象者の行動
  • 証拠写真・映像

第三者が作成した報告書は、裁判や調停において極めて信頼性の高い証拠として扱われます。

自分の主張を法的に裏付ける武器になるでしょう。

素行調査をする際は探偵選びが大切

素行調査の依頼先は、どこでもいいわけではありません。

適当に選んでしまうと、精神的・金銭的な負担がかえって大きくなったり、いつまでも証拠が掴めなかったりする事態に陥ります。

さらに、探偵の中には悪徳業者も存在します。

法外な調査費用を請求されたり、違法な手段で調査されたりする恐れもあるため、下調べをせずに依頼をするのは危険です。

素行調査を依頼する際は、実績や費用などを調べたうえで、信頼できる探偵に依頼してください。

探偵会社の信頼性を見極めるポイント4選

数ある探偵会社の中から、信頼できる1社を見つけるのは至難の業です。

優良な探偵会社には、共通するポイントがあります。

この章では、相談や契約の前に必ず確認したい、信頼性を見極めるポイントを4つ紹介します。

事務所の所在地が明確か

まずは、事務所の所在地を確認してください。

Webサイトに事務所の住所が載っていなかったり、レンタルオフィスやバーチャルオフィスなどの住所が記載されていたりする場合は、注意が必要です。

探偵会社そのものの実態がない可能性があります。

信頼できる探偵会社は、住所はもちろん、事務所の外観の写真なども掲載しています。

契約する前に事務所を訪れて、雰囲気を確認すれば、自分に合った探偵会社かを正確に判断できるでしょう。

「探偵業届出証明書」が掲示されているか

無料相談などで事務所を訪れた際は、「探偵業届出証明書」が見やすい場所に掲示されているかを確認してください。

探偵業届出証明書とは、法律に則って運営している探偵社であることを認める公的な書類です。

事務所の見やすい場所に掲示することが法律で義務付けられています。

見える場所に証明書が掲示されている場合は、信頼して任せられる可能性が高いです。

反対に、証明書が見当たらない場合は注意が必要です。

証明書そのものを取得していない可能性があるため、違法な手段で調査を行う可能性があります。

違法な調査は「できない」と断ってくれるか

無料相談の際に、あえて違法な調査を提案してみるのも有効です。

信頼できる探偵会社であれば、違法な調査は行わないため、きっぱりと断ります。

しかし悪徳業者の場合は、内容を理解しないまま安請け合いするでしょう。

これは、探偵業法を理解していないことと、違法な手段で情報を集めていることを示唆します。

違法な手段で入手した証拠は、法的な効力を持ちません。

高い金額を払っても証拠を得られないばかりか、最悪の場合は訴えられる可能性もあります。

違法な調査を行う悪徳業者に、素行調査を依頼するのは避けましょう。

具体的かつ理にかなった調査計画を提案してくれるか

具体的かつ理に適った調査計画を提案できるかも、重要な指標です。

調査計画の完成度で、探偵会社の調査能力をある程度推測できます。

調査能力の低い探偵会社には、下記のような特徴があります。

  • リスクや不確定要素が考慮されていない
  • 実行するのが難しい無茶な調査計画を立てる
  • 質問や懸念点を確認してもはぐらかされる

これらの傾向が見られた場合は、調査能力が低く、証拠を抑えられない可能性があります。

調査能力の低い探偵会社に依頼すると、余計な追加費用がかかるため、慎重に契約を決めるようにしてください。

有利な条件で離婚したい場合は、素行調査を活用しよう

人生において、離婚は大きな決断です。

慰謝料や財産分与、親権など、話し合うべきことは多岐にわたります。

もし、相手の有責行為が原因で離婚を決意した場合は、素行調査で証拠を集めることで、あなたの権利を守れる可能性があります。

調査によって得られた証拠は、交渉を有利に進めるための強力な武器になります。

まずは信頼できる探偵会社を探し、無料相談で話を聞いてみてください。

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    監修者・執筆者 / 山内
    探偵調査歴20年。国内外の潜入調査、信用に関する問題、迷惑行為、企業や個人生活での男女間のトラブルなど、多岐にわたる問題を解決してきました。豊富な経験と実績を基に、ウェブサイトの内容監修や執筆も行っています。